不登校の正体!~娘が教えてくれた私の無意識~
- miross lab
- 2019年6月7日
- 読了時間: 4分
更新日:2019年7月6日
親であれば、誰しもわが子の幸せを願うもの。しかしどうしても現状を受け入れられず、直視できないことだってあります。今回はそんなお母さんが、ミロスに出合い、子どもを何とかしようとするのをやめました。全く新しい視点でわが子を見たとき、そこに映ったものとは、いったい何だったのでしょうか?

『これがミロスか!!~娘が教えてくれた私の無意識~』
▢ 伊江 麻奈美さん 30代 女性 【沖縄県】
自分では絶対に気づくことも出来ない、わかり得るはずもないことを、システムによって知ることができる。
これがミロス!! 全ては目の前に自分の無意識が映し出され、今、自分がどういう状態であるかを見ているだけなんだと理解するだけで、そこから見る世界の変化は著しく、目の前ってこんなにもジッと見ていられるものなのか・・・という驚きの毎日に感激しています。
特にここ最近、娘が教えてくれる私の無意識は、これまで絶対に私ひとりでは触れられなかったことばかりの宝の山で、娘と向き合っているこの空間がまるで毎日、ミロスの講義を受けているかのようです。
私には不登校の娘がいます。 これまでの私なら現状を嫌い、娘の行動を待てずに急がす方法しか選択肢がなかったのですが、そんな私のパターンもすっかり変わってしまい、不思議とどんな状況でも興味を持って娘をジッと見ていられるようになりました。
なぜなら、私がもっとも解からない私を、娘がそのまま見せてくれるからです。
娘に言葉を掛ける時、これまでになかった感覚で自分の耳がパカーッと開いているのがわかります。
なぜなら、私が一番知りたいことを、私が言うからです。
自分で言っておきながら、ビックリしたり、「なるほど!」とうなったり、めっちゃ感動で興奮を味わっています。
これまでなら一方的に言い放ち、相手になすり付けて、自分は猛ダッシュで逃げるだけで、自分の声なんて全く聴けてなかった。ですから今思えばきっと、よくわからない、さぞかし変なことを言っていたんだろうなと思います。
そして今、「これが“コミュニケーションを取る”ということなのだなぁ~!」と、とても新鮮な感覚で、それはもう他の何とも比べようのない大事な空間を味わえるようになっています。
娘の不登校を皮切りに、日々の何気ない日常を通して、自分の無意識を知っていくこと以外に大事なものなど何もないんだと教えてもらいました。
内に秘めた葛藤で、『情熱はあるのに、エゴに負け過ぎてグーッと縮こまり動けなくなっている』娘の姿を消そうとせず、変えようとせず、そのままを私が「そうなんだ!」と理解しました。すると次の日、不登校だった娘が、ずっと怖くて入れなかった教室へ半年ぶりに入り、最後まで授業を受ける事が出来たのです。
彼女自身がその事に飛び上がって喜んでいた事が最高に嬉しかったです。
あっという間に変容した娘の様子を目の当たりにし、そのままを受け入れてもらえた人間はこんなにも情熱的にパワーが漲ってしまうのか!と、“そのまま”を“受け入れる”ことの力の凄まじさに圧倒されています!
また、私を見ていた両親の気持ちにも触れることが出来ました。 私は母にずっとダメ出しをされていると思い込んでいました。母に認めてもらえなかったと思い込んでいました。でも、違っていました。母は“心配”という形で愛を表現してくれていたことを知ることが出来ました。
そして、私はわが子に自由を与えているつもりが、それと引き換えに、ワガママを言わないように縛り付けていただけだったと気づいたと時、父を体験しているような感じがしました。
妻だけでなく子どもの気持ちまで離れてしまわないようにしたかったのでしょうか?何かを守るためにやってきた行動だったのだと身をもって理解出来ました。
すると、父と母を嫌い、反面教師として避けてきたはずの全てが、自分と一致し、キッパリ受け入れるしかなくなりました。
そして、その全てが自分を知るために、体験するようにプログラムしてきたと知って、何とも言えない深い安堵感と軽やかさに包まれています。
これからも、どんな自分からも逃げずに、自分を知るプロセスを味わっていきます。
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